スーパーマーケットに行く時、「今夜はカレーを作る」と決めていれば、カゴに入れるのは肉と野菜とルーだけです。 お菓子コーナーや鮮魚コーナーで迷うことはありませんよね。
※誘惑はあるにしても。
目次
買い物リストがないから、コンビニで散財する
ノウハウコレクターになってしまう最大の原因。
それは、あなたの意志が弱いからではありません。
単に、「目的(ゴール)」が定義されていないからです。
スーパーでの買い物を想像してください。
「今日の晩ご飯はカレーにする」と決めていれば、あなたの目は「じゃがいも」「人参」「肉」だけを探すサーチモードになります。
お菓子コーナーや、特売の洗剤には目もくれません。
しかし、献立(目的)が決まっていないとどうなるか?
店内をふらふらと歩き回り、
「あ、この新商品のお菓子、美味しそう」
「この便利グッズ、なんか役立ちそう」という、
「感情」だけで商品をカゴに入れ始めます。
これが、あなたが情報商材を買ってしまうメカニズムの正体です。
「楽に稼げそう」
「なんか凄そう」
目的がない状態では、
すべてのセールスレターが魅力的に見えてしまいます。
私自身、過去にはそうでした。
自分の軸がないから、他人の「これ儲かるよ」という言葉に、いちいち反応してしまうのです。
必要なのは、財布の紐を固くする精神力ではありません。
「買い物リスト」を作ることです。
「SNSアフィリエイトで、月に5万円を稼ぐ!」
そう決めた瞬間、「不動産投資の必勝法」や「FXの自動売買ツール」は、今のあなたにとって「不要なデータ(ノイズ)」だと即座に判定できます。
迷うのは、基準がないからです。
まずは「何を作るか(晩ご飯)」を決めてください。
そうすれば、必要な材料(ノウハウ)は、自然と1つか2つに絞られるはずです。
北海道へ行くのに「原付」を選んでいないか?
「地図(ロードマップ)はあるのに、ゴールにたどり着けない」
そんな人が陥っているのが、「乗り物」の選択ミスです。
例えば、あなたが「東京から北海道に行く」というゴール(目的)を設定したとします。
ルートは地図を見ればわかります。
しかし、その移動手段として「原付(スクーター)」を選んでいたら、どうなるでしょうか?
理論上はたどり着けるかもしれませんが、
雨に打たれ、体力を削られ、あまりの道のりの長さに、途中で心を折られてリタイアするのがオチです。
北海道に行きたいなら、最低でも「乗用車」、できれば「飛行機」を選ぶべきですよね。
ビジネスも全く同じです。
「月収100万円稼ぎたい(北海道)」と言っているのに、1件数百円の利益しか出ないポイ活や、薄利多売の転売(原付)で、必死に数をこなそうとしている人があまりに多い。
それは、あなたの努力が足りないのではなく、
「選んでいる車種(ビジネスモデル)」のスペック不足です。
これはスピードだけの話ではありません。
「成果物のクオリティ」の問題でもあります。
原付で運べる荷物の量と、トラックで運べる量は違います。
「手軽に始められそうだから」という理由だけで、スペックの低いノウハウに飛びつくのは、わざわざ自分を「原付縛りの過酷な旅」に追い込んでいるのと同じこと。
自分が目指すゴールに対して、そのノウハウ(乗り物)は適切なのか?
ガタガタの原付にまたがって、「高速道路(大きな成果)に乗れない!」と嘆くのはやめましょう。
※まぁ、現実問題原付では高速にすら乗れませんがw
「救われるため」に買うな。「解剖するため」に買え
では、教材を買うこと自体が悪なのか?
というと、そうではありません。
私自身、今でも頻繁に情報商材やサービスを購入します。
ただし、そこには明確な「基準」があります。
ノウハウコレクターと、プロの投資家。
その決定的な違いは、「何を目的に買っているか」です。
多くの人は、
「この教材が、私の人生を救ってくれるかもしれない」
「これさえ買えば、魔法のように稼げるようになるかもしれない」
という、「救済」を求めて購入ボタンを押します。
”これだけ”をマインドにしてる場合は、完全に「消費者」のままです。
私は違います。
私が買う目的は、主に2つだけ。
リサーチ(解剖):
「この価格で、どんな品質のものを出しているのか?」
「どういう導線(ステップメールやLP)で販売しているのか?」
競合や市場を「研究」するために買います。
だから、中身がゴミ教材であっても構いません。
「こういう売り方をすると信頼を失うんだな」という反面教師のデータが取れるからです。
仕入れ(再投資):
「この分野はまだ詳しくないから、学んでクライアントに教えよう」
自分が使うだけでなく、誰かに価値を提供するための「ネタの仕入れ」として買います。
視点を変えてください。
あなたは、映画を見て感動するだけの「観客」ではありません。
映画の撮り方や脚本の構造を学ぶ「監督」になるのです。
「救ってください」と祈りながら買うのは、もう卒業です。
「その構造、全部バラして盗んでやる」 という、したたかな「研究者」の目で、情報に投資してください。
今、「ワクワク」するもの以外は全部捨てろ
最後に、すでにHDDが教材でパンパンになっているあなたへ。
「どれから手を付ければいいかわからない」
そう迷っているなら、基準はたった一つでいい。
「今、ワクワクするもの」だけを残して、残りは全部捨ててください。
(あるいは、フォルダの奥底に封印してください)
「え? オズさん、感情は排除しろって言いませんでしたか?」
そう思うかもしれません。
いいえ、ここでの「ワクワク」は、単なる感情論ではありません。
脳が弾き出した、高度な「計算結果」です。
人間は、自分が持っている「現在のリソース(時間・資金・スキル)」で、「これなら攻略できそうだ!」と無意識に計算が立った時だけ、ドーパミンが出て「ワクワク」するようにできています。
逆に、どれだけ稼げると言われているノウハウでも、「気が乗らない」「億劫だ」と感じるなら、それは脳が「今の自分の装備では、このボスには勝てない」と、リスク警告(アラート)を出している証拠です。
だから、あなたの直感は正しい。
「なんかこれ、面白そうだな」
「これなら、今の自分でもパズルみたいに解けそうだな」
そう感じるものだけが、今のあなたが乗るべき「適切な乗り物」です。
全部やろうとするから、パンクするんです。
直感が反応している「1つ」以外は、ノイズとして遮断してください。
一点突破こそが、最短の攻略ルートです。
まとめ:地図を広げ、エンジンをかけろ
ノウハウコレクターは、恥ずべきことではありません。
ただ、スーパーの中で迷子になっているだけです。
- 献立を決めろ: 目的(ゴール)がないから、目につく商品をカゴに入れてしまう。
- 車種を選べ: 北海道に行くのに原付を選ぶな。ビジネスモデルのスペックを見極めろ。
- 解剖しろ: 救われようとするな。構造を盗む「研究者」になれ。
- 直感に従え: ワクワクは「攻略可能」のサイン。それ以外は捨てろ。
さあ、散らかった机(デスクトップ)を片付けましょう。
広げるべきは、大量の教材ではなく、 たった一枚の「地図」です。
オズ
ちなみに、 私のコミュニティ(O.B.C)では、「とりあえず買う」という行為は禁止レベルです。
「このパーツは、設計図のどこにハマるのか?」が説明できないものは、1円たりとも投資させません。
お菓子を買うのをやめて、必要な肉と野菜だけを買う。
基準ができれば、お金は勝手に貯まるんですよね。
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