ココナラの占いで稼ぐ方法を調べると、月30万円といった実例の一覧か、登録の手順を並べた記事が出てきますよね。
そこに書かれていないのは、実績が0件の自分が次の週末に何をするかの部分です。
先に答えを置きます。
ココナラの占いで稼ぐかどうかを分けるのは、当てる力よりも、申し込む人が受け取り方を読めるかどうかです。
この記事では最初の3件を作る順番、出品者ランクの効き方、手数料を引いたあとに手元へ残る額までを数字で置いていきます。
読み終わるころには、今日いくらでどんなメニューを出すかを自分で決められますよ。
テンねえオズ、ココナラの占いって、もう人が多すぎて今から入っても無理じゃない?



人は多いです。
ただ、埋もれている出品の大半は当たる当たらないの前で落ちています。
申し込む側が「何分で、どんな形で返ってくるのか」を読めない出品は、比べる土俵にすら乗っていません。
ココナラの出品画像がどの表示枠に配られ、どこで崩れるのかはこちらで扱っています。


1. ココナラの占いで稼ぐ人と止まる人の分かれ目


ココナラの占いで稼ぐ人と、出品したまま止まっている人の差が出るところを整理します。
占術の流派や年数ではなく、渡し方と値付けの決め方に差が出ます。
1-1. 売れている人が先に決めているのは渡し方です
最初に決めるのはタロットか西洋占星術かではありません。
鑑定した内容を、どんな形で、どれくらいの量で、いつ渡すのか。ここを先に決めます。
申し込む側の頭の中を想像してみてください。
悩みを打ち明けるかどうかを迷っている人は、金額より先に「知らない人に打ち明けて、そのあとどうなるのか」を気にしています。
返信が3日後なのか翌日なのか、返ってくるのが200字なのか2,000字なのか。ここが読めないと、申し込みのボタンは押されません。
だから売れている出品は、サービス内容の冒頭で受け取り方を宣言しています。
「ご購入から24時間以内に、2,000字程度のテキストでお返しします」。
この一文があるだけで、比べられる土俵に乗ります。
逆に「あなたの未来をやさしく照らします」だけで終わっている出品は、読み手に何も渡していません。
雰囲気は伝わっても、申し込むかどうかの判断には使えないからですね。



えっ、そんな事務的なことでいいの?
もっと当たりそうな雰囲気を出したほうが売れそうだけど。



雰囲気は2番目でいいです。
1番目は不安を減らすことです。
占いを申し込む人は、当たるかどうかと同じくらい「変な人だったらどうしよう」を気にしていますからね。
1-2. 実績が無い時期に効くのは値下げではありません
評価が0件のときに多くの人がやるのが値下げです。
ところが、これは思ったほど効きません。
安さは「外れても諦めがつく」という安心にはなります。
同時に「経験が浅いのかもしれない」という読まれ方もします。
悩みが重い相談ほど、値段の安さは決め手になりません。
実績が無い時期に効くのは、相談の範囲を狭くすることです。
「なんでも占います」ではなく「復縁を迷っている方の、次の1か月の動き方だけ」に絞る。
絞ると、当てはまる人にとっては自分のための出品に見えます。
広く構えるほど、比べられる相手は増えていきます。
では狭くするとどうなるでしょうか。
届く人数そのものは減ります。
そのかわり、届いた人にとっては選ぶ理由がはっきりした出品になります。
絞るときは、占術ではなく相手の状況で切ってください。
「タロットで占います」は自分の側の話なので、相手には手がかりになりません。
「別れたあとに連絡していいか迷っている方へ」なら、当てはまる人にはすぐ伝わります。
評価がまだ無いうちは、この狭さが実績の代わりに働いてくれますよ。
値段そのものの決め方は、来てほしい相手の決め方と一緒に考えると早いです。
1-3. 月の売上は3つの数字の掛け合わせです
「月いくらになりますか」という問いは、そのままでは答えが出ません。
3つに割ると、どこを動かせばいいかが見えてきます。
| 数字 | 意味 | 始めたばかりの時期に動かせるか |
|---|---|---|
| 単価 | 1件あたりの価格 | 動かしにくい。評価が付くまで上げても選ばれにくい |
| 件数 | 月に何件受けるか | 動かしやすい。提案と絞り込みで増やせる |
| 再依頼 | 同じ人がもう一度頼むか | 動かしやすい。渡し方と締めの一言で変わる |
売上はこの3つに分けて見ます。
始めたばかりの時期に単価から動かそうとすると、実績が無いぶん跳ね返されます。
先に動くのは件数と再依頼のほうです。
件数が増えれば評価が付き、評価が付いて初めて単価を上げても選ばれるようになります。
順番を逆にすると、値上げした瞬間に問い合わせが止まります。
この3つのうち、今月どれを動かすのかを1つだけ決めてください。
全部を同時に動かそうとすると、何が効いたのか分からなくなりますからね。
たとえば今月は件数だけを見る、と決めたとします。
やることは提案を送る数を増やすことと、出品の冒頭を書き直すことの2つに絞られます。
値段はいじりません。
翌月に件数が増えていたら、その2つのどちらかが効いたと分かる形になります。
2. 実績ゼロから最初の受注までの出品手順


ココナラの占いで稼ぐ入口になる、最初の受注までの手順をまとめます。
やることは、出品を作る前の準備と、公開したあとの動きの2つに分かれます。
2-1. 出品を作る前に決めておく2つのこと
出品ページを開く前に、紙に2つだけ書き出しておきます。
ここが決まっていないと、入力欄の前で手が止まります。
- 誰の、どの場面の悩みを受けるか(例 転職を迷っている30代の、次の3か月の動き方)
- 何を、どれくらいの量で、いつまでに渡すか(例 2,000字のテキストを24時間以内)
1つ目は相手の絞り込みです。
「恋愛」で止めず、「別れたあとに連絡していいか迷っている人」まで下ろします。
下ろすほど、その状況にいる人には刺さります。
2つ目は納品の約束です。
分量と期限を数字で書けるかどうかで、出品の見え方が変わってきます。
ちなみに価格の下限は決まっていて、ココナラのヘルプによると最低サービス価格は最も低いカテゴリで500円です。
占いのサブカテゴリはこの500円が既定で、占いレッスンだけ2,000円からになっています。
下限が500円だからといって、そこから始める必要はありません。
安く出すと申し込みは増えますが、1件にかかる時間は変わらないままです。
最初の数件を評価のために取りにいくなら安くする手もありますが、その場合も期間を決めておいてください。
自分が何を受けられるのかがはっきりしないときは、先に持っているものを書き出してから絞ると早いですよ。
2-2. サービス内容は選ばれる理由から書きます
サービス内容の入力欄は、上から読まれて途中で閉じられます。
なので、自己紹介から書き始めると最後まで読まれません。
順番はこうします。
誰向けか、何を渡すか、いつ届くか、そのあとに自分のこと。
相手が知りたい順に並べる、それだけです。
たとえば冒頭の3行をこう置きます。
「復縁を迷っている方へ」「今の状況と、次の1か月の動き方を2,000字でお伝えします」「ご購入から24時間以内にお返しします」。
ここまで読んで、当てはまる人だけが下へ進みます。
当てはまらない人が離れるのは、悪いことではありません。
評価が付く前の時期に大事なのは、届く数より、届いた人との噛み合い方のほうです。
自分のことを書くのは、その下で構いません。
「占い歴10年」より「同じ悩みで3年迷ったので、決めきれない気持ちは分かるつもりです」。
経歴の長さより、相手の状況に近い一文のほうが届きます。
最後に、扱わない相談も書いておいてください。
「ご病気の診断や、第三者へ不利益を与えるご相談はお受けできません」。
断りを先に置くと、噛み合わない依頼が減ります。
これは後で出てくる納品完了率を守ることにもつながる一文です。
画像も同じ考え方で、1枚目に読ませたい言葉を置きます。
2-3. 最初のレビューを3件そろえるまでの動き方
公開しただけでは、まず見られません。
検索でどう並ぶかは公開されていませんが、評価が0件のうちは選ぶ側に手がかりがありません。
だから最初の数件は自分で取りにいきます。
使えるのはココナラ募集の単発型への応募です。
相談したい内容を先に書いている人がいるので、そこへ応募して提案を送ります。
応募と質問にはSMS認証が要るので、先に済ませておいてください。
提案文では、相手が書いた状況を自分の言葉で言い直してから、何をいつ渡すかを書きます。
テンプレートを貼り付けただけの提案は、相手から見れば誰にでも送れる文面です。
相手の状況を1行でも具体的に書き返しておくほうが、読んでもらう理由をつくれます。
受注できたら、納品より先に一言送っておきます。
「受け取りました。明日の20時までにお返ししますね」。
待っているあいだの不安が消えるので、もらえる評価の文面が変わってきます。
3件そろうまでは、鑑定そのものより締め切りを守るほうが大事だと考えてください。
内容の良し悪しは相手にしか分かりませんが、遅れたかどうかは誰にでも分かります。
早めの期限を書いて守れないより、余裕のある期限を書いて前倒しで返すほうが効きます。



最初の1件が本当にしんどいんだよね。
それが3件になると何か変わるの?



3件たまると、選ぶ側に手がかりができます。
それでも待つだけにせず、応募は続けてください。
手を止めた月から件数が落ちますからね。
3. 値付けと鑑定メニューの組み方で収入は変わります


ココナラの占いで稼ぐ額は、鑑定の中身よりメニューの並べ方で変わります。
同じ内容でも、渡す形を分けるだけで受け取れる額が変わってきます。
3-1. 相場に合わせるだけの値付けが伸びない理由
値段を決めるとき、同じカテゴリの出品を見て真ん中あたりに置く人が多いです。
楽ではあるのですが、これをやると比べられる軸が値段だけになります。
相手から見ると、内容が同じに見えるものが並んでいる状態です。
そうなると、安いほうが選ばれます。
値段で並んだ列に入るかぎり、下げ続けるしかありません。
抜けるには、比べられない要素を1つ足します。
たとえば納品の速さ、扱う悩みの狭さ、渡す分量。
どれか1つでも数字で書けると、値段以外の比べ方が生まれます。
「24時間以内」と書いてある出品と、何も書いていない出品。
急いでいる人にとっては、前者が少し高くても選ぶ理由になりますよね。
ここで大事なのは、足す要素を自分が必ず守れる範囲にしておくことでしょう。
「12時間以内」と書いて守れない月が来ると、評価に響きます。
遅れが重なってキャンセルまで行けば、納品完了率のほうも削られます。
書いた数字は約束になるので、少し余裕を持たせた線で置いてください。
相場を見ること自体は無駄ではありません。
見るべきなのは金額ではなく、上位の出品が何を数字で約束しているかのほうです。
そこに書かれていない約束を1つ見つけられたら、それが自分の置き場所になります。
3-2. メニューを分けると単価は自然に上がります
1つの出品に全部を詰め込むと、値段は一番安いところに引っ張られます。
分けると、必要な人が上を選びます。
分け方はむずかしくありません。
基本のメニューを1つ置いて、そこに足せるものをオプションにします。
追加の質問、鑑定書の分量を増やす、返信を早める。この3つが置きやすいところです。
大事なのは、上のメニューを買う理由が相手の側にあることです。
「豪華版」ではなく「今週中に決めたい人向け」。
状況の名前が付いていると、当てはまる人が自分で選びます。
ここで単価が上がるのは、値上げをしたからではありません。
選択肢を増やしたので、そのぶん多く払う人が現れただけです。
この違いを押さえておくと、値付けで悩む時間が減りますよ。
オプションは3つまでにしておくのが無難でしょう。
並びすぎると、相手は選ぶのをやめて一番安いものに戻ります。
迷わせないことも、そのまま受注率に効いてきます。
基本のメニューは、単体で完結する内容にしておいてください。
オプションを付けないと使えない作りにすると、後から追加で払わされたという読まれ方をします。
基本で足りる人はそのまま、急ぎの人だけが上を選ぶ。この形が一番もめません。
3-3. 電話とチャットで向いている相談が違います
渡し方には、テキスト、チャット、電話があります。
どれが優れているという話ではなく、向いている相談が違います。
| 渡し方 | 向いている相談 | 気をつけるところ |
|---|---|---|
| テキスト鑑定 | じっくり読み返したい重い悩み | 書く時間がそのまま原価になる |
| チャット | やり取りしながら整理したい相談 | 終わりを決めないと延びる |
| 電話相談 | 今すぐ話を聞いてほしい相談 | 動ける時間帯に左右される |
テキストは、書いた分だけ時間がかかります。
そのかわり相手が何度も読み返せるので、評価の文面が厚くなりやすいです。
電話は話し終われば終わります。
電話相談の売上金のヘルプによると、料金も受け取る額も1分あたりで決まり、相談料が1分100円なら、課税事業者の登録をしていない出品者の売上は41円です。
テキストのように22%を引いた残りが入るのではないので、電話を選ぶときは分あたりの取り分で数えてください。
出品には電話番号の登録と本人確認も要るので、思い立った日にすぐ始められるのはテキストのほうですね。
チャットは、始めやすいわりに終わらせにくいのが難しいところでしょう。
「もう1つだけ聞いていいですか」が続くと、単価は同じで時間だけが伸びます。
受ける前に「やり取りは3往復まで」のように区切りを書いておいてください。
最初に選ぶなら、テキスト鑑定から入るのが無理のない順番です。
自分の都合のいい時間に書けて、本人確認を待たずに公開できます。
4. 出品者ランクが上がるとココナラの集客は変わります
ココナラには出品者ランクがあり、占いのページでも表示されます。
検索の並び順にどう効くかは公開されていませんが、初めて頼む相手を選ぶとき、ここは見られていると考えておいてください。
4-1. ランクは毎月1日に入れ替わります
ランクは5段階です。
ココナラの出品者ランクの説明に基準が公開されているので、主なところを並べます。
| ランク | 主な基準 |
|---|---|
| レギュラー | 累積の有料販売1件以上 |
| ブロンズ | 累積の有料販売10件以上/累積の納品完了率80%以上 |
| シルバー | 直近3ヶ月の有料販売10件以上/納品完了率85%以上 |
| ゴールド | 直近3ヶ月の販売額5万円以上/納品完了率90%以上/平均評価4.8以上/本人確認済み |
| プラチナ | 直近3ヶ月の販売額10万円以上/納品完了率90%以上/平均評価4.8以上/本人確認済み |
ここで見落としやすいのが、シルバー以上が直近3ヶ月で数えられている点です。
累積ではないので、動きを止めた月があると下がります。
ログインも基準の1つで、ブロンズは直近3ヶ月、シルバー以上は直近1ヶ月以内のログインが条件です。
出品者ランクのヘルプによると、ランクは毎月1日の時点で基準を満たしたものへ自動で変わります。
1日の0時にいっせいに切り替わるのではなく、1日のうちに順次入れ替わる形です。
レギュラーだけはランクダウンがありません。
数えられるのはトークルームが閉じた時点なので、月末に駆け込みで受けても、閉じるのが翌月になればその月には乗りません。
直近3ヶ月で数えるということは、今月の動きが3ヶ月先まで残るという意味でもあります。
4-2. 上げるときも保つときも効く2つの数字
件数や金額とは別に、2つの条件が効いてきます。
納品完了率と平均評価ですね。
納品完了率はブロンズの80%から課され、シルバーは85%、ゴールド以上は90%です。
平均評価4.8以上は、本人確認と一緒にゴールドから加わります。
納品完了率を下げるのはキャンセルです。
受けたあとで「やっぱり自分には無理でした」と返すと、ここに残ります。
だから受ける前に、扱わない相談をはっきり書いておくほうが安全です。
もう1つの平均評価4.8以上は、5段階での話です。
10件のうち1件だけ星3が付いた場合、残りが全部星5なら平均はちょうど4.8で、まだ基準の内側にいます。
星3が2件になると4.6まで下がり、そこで届かなくなります。
この平均は、直近3ヶ月以内に公開されたぶんで数え直されるものです。
この2つは、件数を追うほど崩れやすくなります。
受けられる量を超えた月に、納期の遅れとキャンセルが同時に出るからです。
上を狙うときほど、受ける数の上限を先に決めてください。
受ける数の上限は、1週間あたりで決めておくと守りやすいでしょう。
週に3件までと決めておけば、急ぎの相談が入っても断る判断がすぐつきます。



評価4.8って、けっこう厳しくない?
星3を1個もらったら、もう届かないの?



10件のうち1件ならぎりぎり内側です。
ただ2件目で落ちますし、直近3ヶ月ぶんで数え直されるので、序盤ほど1件ずつ丁寧に閉じるのが効きます。
5. リピートと指名で売上を積み上げる
ココナラの占いで稼ぐ額を安定させるのは、新しい人よりもう一度来てくれる人です。
同じ件数でも、再依頼が混ざると使う時間が減ります。
5-1. 一度きりの相談を次につなげる締めの一言
鑑定の最後に何を書くかで、次があるかどうかが変わります。
多いのは「またお待ちしています」で終わる形ですが、これだと次に来る理由になりません。
代わりに、期限と場面を置きます。
「今回お伝えした動き方は、だいたい1か月ぶんです。状況が変わったタイミングで、また見せてくださいね」。
いつ戻ってくればいいかが書いてあると、相手は覚えていられます。
押し売りに聞こえないのは、次の予約を取っているのではなく、鑑定の有効な範囲を伝えているからです。
恋愛でも仕事でも、状況は1か月あれば動きますからね。
ここを書き足すだけで、同じ鑑定でも次につながる確率が変わってきます。
もう1つ効くのが、渡した内容の中に次の判断材料を残しておくことでしょう。
「今回は動く時期をお伝えしましたが、相手の出方によっては見直しが要ります」。
わざと言い残すのではなく、状況が変われば答えも変わる、という事実をそのまま書くだけです。
実際、恋愛でも仕事でも、1か月あれば前提は動きます。
前提が動いたときに相談できる相手として名前を思い出してもらえるかどうか。
そこが一度きりで終わる人との分かれ目になります。
5-2. 指名が増えると集客の手間が減ります
再依頼が増えると、何が楽になるのか。
提案を書く時間と、出品ページを直す時間が減ります。
新しい人に1件届けるには、提案を書くか、検索で見つけてもらわなければなりません。
どちらも時間か順位が要ります。
再依頼にはそれが要りません。相手はもう出品ページを見に来ている状態です。
だから件数が同じでも、再依頼の割合が高いほうが1件あたりに使う時間は短くなります。
月10件のうち3件が再依頼なら、新しく見つけてもらう必要があるのは7件ぶんになります。
評価の文面も、再依頼の人のほうが厚くなりやすいです。
一度やり取りしているので、書くことがあるからです。
その評価がまた次の人を連れてきます。
再依頼を数えておくと、自分の伸び方も見えてきます。
月末に、その月の件数のうち何件が2回目以降だったかをメモしておいてください。
この割合が上がっているなら、出品を直さなくても売上は積み上がっていきます。
逆に新しい人ばかりの月が続くなら、締めの一言のほうを見直す番でしょう。
指名が増えると、値上げもしやすくなります。
初めての人は値段で比べますが、一度受け取った人は中身を知ったうえで戻ってくるからです。
単価を動かすのは、この層が増えてからのほうが安全でしょう。
評価をどう集めるかは、それ自体が別の話になります。
6. 販売手数料と振込手数料を引いた手取りはいくらか
ココナラの占いで稼ぐ話をするとき、売上と手取りは別ものです。
手数料と振込の決まりを先に入れて計算しておきます。
6-1. 販売手数料は売上から先に引かれます
受け取るのは、購入された金額のうち手数料を引いた残りです。
ココナラのヘルプによると、販売時の手数料は22%で、これは消費税を含んだ数字です。
内訳は手数料20%に消費税を足して22%になります。
対象になるのはサービス価格と有料オプション、それにおひねりです。
ビデオチャットのサービスは、手数料25%に消費税を足して27.5%です。
電話相談だけは引き方そのものが違い、22%を引く形ではありません。
電話相談の売上金のヘルプによると、受け取る額は1分あたりで決まっています。
相談料が1分100円のとき出品者の売上は41円、1分500円のときは206円です(課税事業者の登録をしていない場合)。
このあとの手取りの計算は、テキストとチャットの話だと思ってください。
数字にすると分かりやすいですね。
3,000円の鑑定が1件売れたとき、手元に残るのは2,340円です。
10,000円なら7,800円になります。
「月3万円」を目標にするなら、売上ではなく手数料を引いたあとの額で置いてください。
引かれるのを損だと感じる必要はないでしょう。
決済の仕組みと、相談したい人が集まっている場所を借りる費用にあたります。
ちなみに、この手数料は税の計算をするときの必要経費に当たり得る支出です。
売上の総額ではなく、引かれたあとで自分に残った額を基準に考える。
この見方は、あとの申告の話にもそのままつながってきます。
6-2. 振込のタイミングと手数料を見落とさない
売上はためた時点では自分の口座にありません。
振込の申請をして、初めて手元に来ます。
ココナラのヘルプによると、毎週月曜から日曜に申請した売上金は翌週の木曜日中に振り込まれます。
申請できるのは受取可能な売上残高が161円以上のときです。
気をつけるのは振込手数料です。
売上金額が3,000円未満だと160円が引かれますが、3,000円以上なら無料になります。
少額でこまめに申請するほど、160円ぶんは目減りしていきます。
同じヘルプによると、申請の期限は売上が反映されてから120日です。
放っておくと登録口座へ自動で振り込まれる扱いですが、口座の登録と本人確認が済んでいないと受け取れません。
始めた段階で口座だけは入れておくと、あとで慌てずに済みますよ。
運用としては、3,000円に達してからまとめて申請する形が無駄になりません。
1件売れるたびに申請していると、そのたびに160円が引かれていきます。
ここで見落としやすいのが、判定されるのは手数料を引いたあとの残高だという点です。
3,000円の鑑定を1件売っても、手元に立つのは2,340円なので無料にはなりません。
2件で4,680円になり、そこで初めて振込手数料が無料の側へ回ります。
6-3. 月3万円を目標にしたときの必要件数
手数料22%が引かれる通常のサービスで、月3万円に届くには何件受ければいいのか。
価格ごとに並べます。
| 1件の価格 | 手数料を引いた受取額 | 必要な件数 | 受取額の合計 |
|---|---|---|---|
| 3,000円 | 2,340円 | 13件 | 30,420円 |
| 5,000円 | 3,900円 | 8件 | 31,200円 |
| 10,000円 | 7,800円 | 4件 | 31,200円 |
3,000円の鑑定だと月13件です。
週に3件から4件なので、平日の夜と週末で回せる範囲に見えますよね。
ところが10,000円にすると、必要なのは月4件です。
件数が3分の1以下になるぶん、1件にかけられる時間は増えます。
単価を上げる意味は、楽をすることではなく、1件を丁寧に閉じる余裕を作ることにあります。
始めたばかりの時期は3,000円の列から入って構いません。
評価がたまってきたら、同じ月3万円を何件で作るかを見直してください。
表の件数は、受注できた件数であって、提案を送った数ではありません。
提案から受注に至る割合は人によって違うので、そこは自分の数字を数えてください。
10件送って1件決まるなら、月13件のために130件です。
この数字を見てから、単価を上げる話が現実味を帯びてきます。



同じ3万円でも、13件と4件じゃぜんぜん違うね。



そうなりますね。
件数を追いかけていると納品完了率と評価が崩れるので、ある時期からは単価を動かすほうが早くなります。
7. 規約と税の決まりを守って占いを続けます
ココナラの占いで稼ぐうえで、後から効いてくるのが規約と税の話です。
知らずに書いた一文で出品が取り下げられることがあります。
7-1. 効果を保証する書き方は規約に触れます
ココナラには占い向けの出品ルールが別に用意されています。
占い・施術・ヒーリングに関するサービスのヘルプに、出品できない書き方が具体例つきで並んでいます。
- 身体の変化や改善を謳うもの(「身体が軽くなります」「免疫力がアップします」)
- 繰り返し買うと効果が高まるという書き方(消費者契約法に触れるおそれがあると明記)
- 鑑定やアドバイスの記載がなく、施術だけで完結するもの
- 呪いや復讐を前提にしたもの、能力を伝授するもの
加えて景品表示法に関するヘルプでは、効果を断定する表現がNG例として挙げられています。
占いで使いがちな「高的中率」も、「絶対」「必ず」と並ぶNG例です。
逃げ道も先に塞がれていて、「〜?」を付けたり伏字にしても、誤認させるおそれがあれば同じ扱いだと書かれています。
言い換えるなら、当たることを売りにするのではなく、何をどう渡すかを売りにするしかありません。
もう1つ多いのが外部への誘導です。
外部誘導のヘルプでは、URLを書かなくても「◯◯と検索したら」のような書き方が禁止されています。
7-2. 申告が必要になる線は売上ではありません
よく聞く「年20万円まで申告が要らない」という話は、少し言葉が足りません。
20万円と比べるのは売上ではなく、所得のほうです。
国税庁の説明では、業務にかかる雑所得は総収入金額から必要経費を引いて計算するとされています。
ココナラの手数料のように売上から差し引かれるものは、経費に当たり得る支出です。
売上が25万円でも、経費を引いた額が20万円以下になることはあります。
そのうえで確定申告が必要な方の説明を読むと、20万円の話が使えるのは条件付きだと分かります。
給与が1か所からで全額が源泉徴収の対象、給与の年間収入が2,000万円以下、還付を受けるための申告をしない。この形に当てはまる場合の扱いです。
住民税は所得税とは別の税で、国税庁のページには書かれていません。
扱いは自治体によって案内が違うので、お住まいの窓口で確認してください。
開業届については国税庁の案内に、事業の開始等の事実があった日の属する年分の確定申告期限までに提出する、と書かれています。
「開業から1か月以内」と書いている情報も見かけますが、案内に載っているのは確定申告期限までという書き方のほうです。
8. まとめ
ココナラの占いで稼ぐかどうかは、当てる力の前に、申し込む人が受け取り方を読めるかどうかで決まります。
そのうえで件数と再依頼を先に動かし、評価がたまってから単価を動かす順番になります。
- ココナラの占いで稼ぐ入口は、渡す量と届く時間を数字で書くこと
- 実績が無い時期は値下げではなく、受ける相談の範囲を狭くする
- シルバー以上のランクは直近3ヶ月で数えられるので、止まると下がる
- 手数料22%を引いた額で目標を置く。3,000円の鑑定なら月13件で3万円
- 効果を断定する書き方と外部への誘導は、ココナラの規約で止められている
まずは出品の冒頭3行を書き換えるところからで大丈夫です。
誰向けか、何をどれだけ渡すか、いつ届くか。
今日ここを直しておくと、次に見に来た人からの見え方が変わりますよ。










