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誰もいない海(ブルーオーシャン)は、ただの「砂漠」だ
初心者が一番やりがちなミス。
それは、誰も参入していない「ブルーオーシャン」を探そうとすることです。
「競合がいない場所なら、自分でも勝てるはずだ」
そう思う気持ちは分かりますが、それはビジネスにおいて自殺行為です。
なぜ、そこには誰もいないのか?
答えはシンプル。
「需要がないから(魚がいないから)」です。
そこは青い海ではなく、水一滴ない「砂漠」です。
どれだけ釣りの腕を磨いても、魚がいない砂漠に釣り糸を垂らしていては、一生ボウズで終わります。
個人ビジネス、特に後発組が戦うべき場所は、
真逆の「レッドオーシャン(激戦区)」です。
- すでに強力なライバルがいる。
- 似たような商品がたくさん売られている。
これは「勝てない場所」ではありません。
「魚が大量にいることが証明されている、安全な狩り場」です。
私たち個人がやるべきは、
誰もいない荒野を開拓することではありません。
すでに魚が群がっているレッドオーシャンに船を出し、隣の漁師とは「違う餌(コンセプト)」や「違う釣り針(訴求)」を垂らすこと。
需要のど真ん中に飛び込み、 ターゲットや切り口を少しだけ「ズラす」。
これが、最短で収益化するための唯一の正解ルートです。
ファーストペンギンは死ぬ。セカンドペンギンになれ
ビジネスの世界には「先行者利益」という言葉があります。
「誰よりも早く参入した者が勝つ」という理論です。
しかし、個人のスモールビジネスにおいて、
これほど危険な言葉はありません。
自然界を見てください。
海に一番最初に飛び込むペンギン(ファーストペンギン)は、勇敢です。
しかし、その海にシャチやアザラシといった天敵がいるかどうかは、飛び込むまで分かりません。
彼らは、高い確率で「食われて死ぬ」リスクを背負っています。
では、最も賢く、最も安全に魚を獲るのは誰か?
それは、「セカンドペンギン(2番手以降)」です。
最初の1羽が飛び込んで、無事に魚を食べているのを見てから、「よし、ここは安全だ」と確認して飛び込む。
これが、我々後発組が取るべき生存戦略です。
後発組には、先行者が持っていない「最強の特権」があります。
それは、「カンニング」ができることです。
- どんな商品が売れたのか?(正解データ)
- どんな商品が売れなかったのか?(不正解データ)
- 顧客はどこに不満を持っているのか?(バグ報告)
市場にはすでに、答えがすべて出揃っています。
先行者が血を流して集めてくれたデータを、私たちはタダで見ることができるのです。
これは、テスト勉強で「過去問」と「解答」を渡されているようなもの。
ゼロから答えを考える必要はありません。
すでに証明された「売れる型」をトレースし、安全なルートだけを泳げばいい。
これほどイージーなゲームはありません。
強者のバグを反転させる「ニッチ・リバース」思考
では、すでに市場を支配している「強者(先行者)」に、後発組がどうやって勝つのか?
真正面から戦ってはいけません。
彼らの「強み」を、強制的に「弱点(バグ)」へと反転させるのです。
これが「ニッチ・リバース」思考です。
強者には、規模が大きいからこそ生まれる、 構造的な「隙」が必ず存在します。
例えば、トップランナーの教材やスクールは、「網羅的」で「誰にでも当てはまる」内容になりがちです。
これは彼らの「強み(安心感)」ですが、 同時に顧客にとっては「情報量が多すぎて、何からやればいいか分からない」という巨大なストレス(バグ)でもあります。
ここを、ひっくり返すのです。
強者が「全部教えます」と言っているなら、
あなたは「これしか教えません」と宣言してください。
- 「SNS運用全般」ではなく → 「Xのプロフィール作成だけに特化」
- 「動画編集マスター」ではなく → 「ショート動画の冒頭2秒だけに特化」
「網羅性」を捨て、「具体性」で刺す。
こうすることで、強者の「広くて浅い」サービスに満足できなかった層が、雪崩を打ってあなたの元へ流れてきます。
ヒントは、すべて「悪い口コミ」に書いてあります。
Amazonレビューやココナラの低評価を見てください。
「内容が難しすぎた」
「サポートが事務的で冷たかった」
それが、市場に残された「金脈」です。
彼らが拾えなかった不満(バグ)を、あなたが回収する。
それが、後発組の必勝法です。
ココナラという「実験場」で、コンセプトをズラせ
この「ニッチ・リバース」戦略を実践する上で、
最強のフィールドとなるのが「ココナラ」です。
なぜ、SNSではなくココナラなのか?
理由は3つあります。
- 買う気のある客がいる(決済前提):
SNSは「暇つぶし」の場ですが、ココナラは「悩み解決」の場です。
すでに財布を開いている客がそこにいます。
- トップの「訴求」が丸見え:
売れている商品が、どんなサムネで、どんな言葉で売っているかが一目でわかります。
- トップの「弱点」も丸見え:
ここが重要です。
やることはシンプルです。
まず、自分が参入したいジャンルのランキングTOP20位の商品を見てください。
そして、その「低評価(★1〜2)」の口コミだけを読み漁るのです。
そこには、
「内容は良かったけど、専門用語が多くて難しかった」
「動画だけで、質問できないのが辛かった」
という、顧客の悲痛な叫び(市場の穴)が具体的に書かれています。
そうしたら、あなたはそれを「コンセプト」にするだけ。
- トップが「専門的で高尚なノウハウ」なら
→あなたは「小学生でもわかる図解マニュアル」として出す。
- トップが「教材渡して終わり」なら
→あなたは「1ヶ月のチャット質問権付き」として出す。
商品は同じ「ブログの稼ぎ方」でも、切り口(コンセプト)をズラすだけで、トップランナーに不満を持っていた層が、オセロのように一気にあなたの元へ裏返ります。
難易度の高いSNSのアルゴリズムと戦う前に、まずはココナラという「実験場」で、この「後出しジャンケン」の威力を体感してください。
まとめ:先行者が耕した畑で、果実を奪え
「後発組」という言葉には、どこかネガティブな響きがあります。
しかし、ここまで読んだあなたなら、もう分かるはずです。
後発組とは、「最もリスクが低く、最も効率的に勝てるポジション」のことです。
- 砂漠に行くな: 競合がいない場所は、需要がない。レッドオーシャンこそが約束された地だ。
- 賢くあれ: 最初に飛び込む勇気はいらない。生存者が通った安全なルートをカンニングせよ。
- 反転させろ: 強者の「強み(網羅性)」を裏返し、「弱点(わかりにくさ)」を突け。
- 実験せよ: ココナラの悪い口コミを見ろ。そこに金脈(コンセプト)が落ちている。
ビジネスは、早く始めた人が勝つのではありません。
「市場のバグ(不満)」を、誰よりも的確に見つけた人が勝つのです。
先行者が汗水垂らして耕し、需要を喚起してくれた畑です。
あなたは遠慮なく、そこ実った一番美味しい果実を収穫しに行ってください。
「今さら」ではありません。
「今だからこそ」勝てるのです。
オズ
私のコミュニティ(O.B.C)では、先行者の商品を「教科書」と呼んでいます。
彼らの成功も失敗も、すべて自分たちのデータとして吸収してしまう。
この「したたかさ」こそが、弱者が強者に勝つ唯一の方法かなと。
O.B.Cについて知りたい方は
「コチラ」からお気軽に質問してください。